入荷しました! 試験醸造 龍宮 まーらん舟 固形仕込み 黒糖30度 720ml
通常価格:¥3,064
税込
【商品紹介】
2025年3月蒸留した黒糖焼酎、原料の黒糖は今年製糖されたフレッシュな徳南製糖の黒糖を使いその香りを逃がさない製法で仕上げました。その味わいはまるで黒糖をかじっているかのようなダイレクトな風味。
※通常、黒糖を仕込む際には加熱し液状にして仕込みを行いますが、加熱処理せず固形のまま仕込む方法です。
加熱によって損なわれる香りを逃さずに仕込むため、より黒糖の香りを楽しんでいただけるかと思います。
・アルコール分:30度
・原料:黒糖・米麹
・麹:黒
・蒸留:常圧
・仕込容器 1次:甕仕込み
・仕込容器 2次:甕仕込み
・貯蔵容器:タンク貯蔵
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※日本酒・ワイン・リキュール・ビール・食品等は商品や季節によってクール代が別途かかる場合がございます、再度料金はご連絡します。予めご理解の程よろしくお願いいたします。(税込550円/一口)
クール指定はこちらより
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箱・紙袋・熨斗等はこちらから
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※入荷が最も遅い時期の商品にあわせて発送させていただいております。
固形仕込みとは
黒糖焼酎の製造において、通常は黒糖を加熱して液状にして仕込むが、固形仕込みは加熱せず固形のまま仕込む方法。加熱による香りの損失を防ぎ、黒糖の香りを最大限に引き出すのが目的。
固形仕込みの特徴と発酵
液状化の目的は、酵母と黒糖の均一な接触と容器破損リスクの回避。
固形のまま仕込むと、酵母は黒糖塊の表面のみで発酵するため、濃糖圧迫や発酵不全が懸念されるが、醪中の酵素力と撹拌により発酵中に黒糖は完全に溶ける。
黒糖の糖が徐々に溶け出し、アルコール発酵が穏やかに進む。これにより、吟醸酒のような繊細な香りと味わいが期待できる。
和甕使用時の破損リスクは、ゆっくり丁寧に黒糖を投入することで回避可能。
主流かどうか
現在、黒糖焼酎の主流は黒糖を溶かす製法。多くの蔵がこの方法を採用。
理由は、黒糖の香りが長期間持続しないとされ、長期貯蔵に向かないとの認識があるため(原因や期間は未解明)。
固形仕込みは、まーらん舟で使用する徳南製糖の個性的な黒糖の香りを活かすための試みであり、富田酒造の独自の取り組み。