【商品紹介】
〇2025年度
サツマイモはデンプンを豊富に含み、貯蔵中に自身の酵素で糖に分解します。
糖化に最適な条件は温度13~17℃、湿度85~90%で、数週間から数か月かけて糖が増加。
この環境は土中に近く、低温障害を防ぎます。糖化は「冬を越すための生存戦略」とされ、糖が天然の不凍液として凍結を防ぎ、浸透圧を保ちながら春まで耐えます。
この糖化したサツマイモを原料にした焼酎は、香り成分が豊富で芳醇な味わいに。
宮崎県食品開発センターの分析では、熟成紅はるか使用の焼酎でβ-ダマセノンが87.93と突出。フレッシュ黄金千貫(20.94)、熟成黄金千貫(32.63)と比べ甘さが際立ち、お湯割りで蒸したての甘い芋の香りと焼き芋の香ばしさが楽しめます。
原料:熟成紅はるか(都城産)、米麹(黒麹:み系358)
蒸留:常圧
酵母:鹿児島5号酵母
度数:25度
〇2024年度
※「山田錦」を生産している宮崎県高原町の農業法人「はなどう」さんが、事業を縮小され、今後「山田錦」を生産されないことになりました。
そのため、宮崎県高原町産の「山田錦」を使った商品は今回の発売分で最後となります。
収穫した「べにはるか芋」を貯蔵・熟成させ仕込んでおります。
温度12~15度、湿度90%以上で貯蔵させると、いもの中のデンプンがショ糖に変化します。
この糖化したサツマイモで仕込むと様々な芋焼酎の香り成分が増え、甘い香りを強く感じる事が分かってきました。
目の届くところで貯蔵熟成させるために、蔵の敷地内に熟成用の貯蔵庫を建築しました。
柳田酒造の麹米は、焼酎専用米の「み系358」や早期米の「夏の笑み」を使用しておりますが、本商品では「宮崎県産山田錦」を使用しております。
2023年度のTWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)という世界の品評会で千本桜熟成ハマコマチ、山田錦千本桜熟成紅はるかの2銘柄が金賞を受賞しました!
山田錦は他の麹米に比べ、蒸した時の品質特有の香りがありません。また心白が大きいことで、ハゼコミの良い麹ができ、紅はるかの良さをだしくれています。
原料:熟成紅はるか(都城産)、米麹(黒麹:宮崎県高原町産山田錦)
蒸留:常圧
酵母:鹿児島5号酵母
度数:25度
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※日本酒・ワイン・リキュール・ビール・食品等は商品や季節によってクール代が別途かかる場合がございます、再度料金はご連絡します。予めご理解の程よろしくお願いいたします。(税込550円/一口)
クール指定はこちらより
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箱・紙袋・熨斗等はこちらから
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※入荷が最も遅い時期の商品にあわせて発送させていただいております。